RPAの効果を3つ考えてみる

RPA(業務自動化)の効果を3つ考えてみる

RPAの効果を3つ考えてみる

こうのITC診断士OfficeではRPAを専門分野としてご支援を実施しています。

今日はRPAの効果を3つお伝えします。

  • 生産性の向上
  • コスト削減・利益創出
  • 従業員のモチベーションアップ・離職率の低下

前職でソフトウェア開発をしてきましたが、プログラムのテストを自動化をしていました。

テスト工程では、一度確認を実施しても
・その部分のプログラム修正の影響
・関連する部分のプログラム修正の影響
・ライブラリの修正による影響
・ビルド環境の更新による影響
・環境毎に動作確認をしなければならない
・OS等の更新による影響
などなどの影響で今まで正常に動作していても動かなくなることがよくありますので、何度も何度もテストをするわけです。

このようなときに毎度毎度人の手を使ってテストをするのでは、それこそテストだけで膨大な工数を取られてしまうため、ここで自動化の役割が出てくるわけです。

例えば、
・テストデータパターン作成の自動化
・入力パターンの自動化
・印刷の自動化
・印刷結果確認の自動化(PDFに出力し、前回出力PDFと比較)
・出力Excel確認の自動化(前回と比較)
・動作確認の自動化(スナップショットの比較)
などの自動化をすると

  1. 人手より早い
  2. 24時間動く
  3. フィードバックが早い
  4. 他の生産的な仕事ができる
  5. ミスがない
  6. 人件費の節約
  7. 精神衛生上健全になる

といったメリットがあったわけです。

ここで、ソフトウェアのテストではなく業務を自動化しても同様の効果があるので、少し説明していきます。

RPAの効果 その1:生産性の向上

RPA(デジタルレイバー)を導入すると生産性が向上します。

  1. 人手より早い 
  2. フィードバックが早い
  3. 他の生産的な仕事ができる
  4. ミスがない

以上のメリットから効果を説明します。

人手より早い

デジタルレイバーは当然人の手で業務をこなすより早くなります。

経験上RPAを作るときに、操作と操作の間にスリープを入れる場合があるため、いくら自動化といってもあっという間に終わるわけではありませんが、それでも人の手による操作に比べれば何倍も速くなります。

その仕事にかかる時間が減ります。

24時間動作している

人間が作業する場合は作業可能な労働時間がありますが、デジタルレイバーの場合は24時間稼働させることができます。当然、作業量や人間が実施するよりも多く、生産性があがります。

フィードバックが早い

前の仕事が早く終わってくれれば、次の仕事の取り掛かりも早くなり、待ち時間が減ります。

他の生産的な仕事ができる

空いた時間や人手は、もっと生産的で創造的な仕事に回すことができます。

ミスがない→作業品質の向上

機会ですので基本的に人と違って操作ミス、入力ミスはしません。

ミスが発覚したことによるやり直しといった余分な工数がなくなります。

RPAの効果 その2:コスト削減、利益創出

RPA(デジタルレイバー)を導入するとコストが削減され、利益が増えます。

  1. 他の生産的な仕事ができる
  2. 人件費の節約 
  3. ミスがない

以上のメリットから効果を説明します。

他の生産的な仕事ができる

空いた人手を他の生産的な仕事を増やすことで、利益率を向上させることができます。

人件費の節約

単純作業は人に代わってデジタルレイバー(電子労働者)が肩代わりし、労務費・人件費を節約できます。

ミスがない→作業品質の向上

生産性向上と同様に、作業品質があがることで、ミスが発覚したことによるやり直しといった余分な工数がなくなり、コスト削減になります。

RPAの効果 その3:従業員のモチベーションアップ、離職率の低下

RPA(デジタルレイバー)を導入すると従業員のモチベーションが向上し、離職率が低下します。

  1. 他の生産的な仕事ができる
  2. 精神衛生上健全になる

以上のメリットから効果を解説します。

他の生産的な仕事ができる

人は単純作業より、より生産的で、より創造的な自分の個性を活かせる仕事でモチベーションが上がります。

単純作業はデジタルレイバーに任せ、従業員にはより生産的で創造的な、社員一人一人の個性が活かせる業務に従事してもらうことでモチベーション(やる気、仕事への意欲)が向上し、モラール(会社への貢献意欲)も向上します。

精神衛生上健全となる

生産的で創造的な仕事をすることも精神衛生上よいことですが、他にも

・長時間労働
・残業
・ミスしないように気を張り詰めての作業

などを無くし、メンタル面での健全化を図ることができます。

当事務所でのRPAへの対応

当事務所は中小企業の現状に合わせ、無料ツールを含めてRPAを検討します。

RPAを実現するには

  • 自動化言語でのプログラム作成(AutoIT,UWSC,Pythonなど)
  • 自動化ツールでのRPA作成(UiPath,WinActorなど)
  • 適応する業務ソフトウェアの導入

といった、いくつかの方法が考えられます。

料金面、機能面、生産面、効果などを検討し、最適な導入を提案します。

当事務所では自動化可能な言語でのプログラム作成をしています。

  • AutoIT
  • UWSC
  • Python

といった自動化可能な言語があります。

有料ツールと比較し、小回りが利いて、簡単に導入できるなどのメリットがあります。

当事務所では上記3つの言語でのプログラミングが可能です。

簡単なものであればAutoITで、すこし複雑であればPythonで、といったように対応します。

当事務所へのお問い合わせはこちらから

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